見返り柳 吉原帰りの客が名残惜しんだ場所の柳は、現在6代目 江戸時代、吉原は庶民憧れの地であり、さまざまな文化や流行の発信地でもあった。吉原の入口である大門に続く道に、衣紋坂〜五十間道といわれ、その入口にあったのが見返り柳である。遊郭で遊んだ客が、帰り道、名残を惜しんで決まってこの柳あたりで振り返ったことからこの名が付いた。現在の柳は6代目である。